転職活動がうまくいかない時のために ②求人を厳選しすぎていないか
転職回数が少ない人のなかには、転職に対して慎重になるあまり、求人を極端に厳選してしまいその結果として就職活動が長引く人がいます。この場合はどのように考えればいいでしょうか?
転職はとても大事なことなので慎重に進めたいとか、1社に絞りこんだうえで受けてみたいという気持ちは理解できますが、この場合はあまり得策とはいえないかもしれません。
企業を絞り込む際に、今はホームページをみて調べるケースが多いと思いますが、いざ実際に訪問して話を聞いてみると、ホームページの内容とは異なる場合もよくあります。また、求人票だけではわからないことも、実際に訪問や面談してはじめて分かることが多いのも事実です。
ですので、あまり極端に絞らずにある程度の許容範囲のなかで、何社かにアプローチするのがいいと思います。前述したとおり、あまりに厳選しすぎるとそれに失敗した場合に、転職活動が長引くことがあります。転職活動を出来るだけ速やかに、短期間で終了させるためには、気になる求人をリストアップし、複数同時に応募し、企業訪問や面接にいきましょう。
転職活動が長引くことによりさまざまなリスクが出てきます。在職中のまま転職活動している場合は長引けば長引くほど、心身ともに疲れてきてしまいます。また、今の職場を続ける事も難しいとなるとどちらも中途半端になってしまう可能性があります。
一方すでに離職している場合に転職活動が長引いてしまうと、経済的な問題が生じる可能性がありひいては家族関係までぎくしゃくしてしまうケースもあります。
最初から極端に絞り込み過ぎずに、気になるところには積極的にアプローチし、その中から絞り込んでいくような転職活動を展開して行くようにしていきましょう!