転職活動がうまくいかない時のために ①視点を変えてみる
当社に転職の相談に来店される方の中には、すぐに次の会社が決まる方となかなか決まらない方がいます。もちろん本人の前職までのキャリアやスキル、また年齢なども大きく影響するのはもちろんですが、もう一つ特徴があります。
それは、今回の転職で自分が何を求めているのかが明確になっているかどうかです。実現したいことが複数ある場合には、その中で優先順位をつけていく必要があります。
ヒアリングしていく中で、給与はこれくらい欲しい、会社の規模や知名度は、勤務地はなどなどといろいろと要望がでてきますが、そもそも今の会社を転職したい理由は何で、次の転職先に何を求めているのかを明確にしていかなければなりません。
また、それらを全て叶える会社はないものと心得るべきでしょう。
次に転職活動は自分という商品を売り込む営業活動といっても過言ではありません。たとえば営業の際に、相手が何を求めているかもヒアリングせずに、自分の会社の商品の特徴だけをPRしても成果が出ないのは当たり前ですよね。
これと同様に企業がどんな人材を求めているのかを十分に理解したうえで、自分はなにができるのかを考えて、それを整理して伝えることがとても重要です。すなわち給与や勤務地その他の希望というのは、あくまで自分目線であり視点を企業側に変える必要があります。
この企業が求めている人材像のなかで、自分はどのように評価されるのかをきちんと意識しなければなりません。
このような意識で転職活動を進めていくと、転職活動そのものが前向きになり、それまでの転職活動が改善されて、きっとうまくいくようになります。
また、そのように意識することで入社してからの業績や成果などにも大きく影響すると考えられます
ですので、これまでうまく行かなかったからといって悲観ばかりする必要はありません。今すぐに意識を変えて再度転職活動をスタートさせてみましょう。
皆様の転職活動の成功を祈念しています。