面接に成功するにはテクニックが必要?成功のための面接対策
面接はPREP法で!
面接なんて新卒での就職活動以来という方もいるかもしれませんが、ここでも新卒とは違うポイントがあります。面接では独特のコミュニケーション術が必要です。
面接での失敗で一番多いのが、話が長すぎて結局何を言いたいのかが分からないケースです。日常のビジネスシーンや商談などでは起承転結で話を進めるケースも多いですが、面接では以外に逆効果になることがあります。
求めている質問に対して、しっかりと的確に対応できないと、コミュニケーション能力がない、人の話を聞かない、自己中心的だ、など思われてしまいマイナスポイントになりかねません。
★面接独特の型=PREP法
これはご存知の方もいるとは思いますが、プレゼンテーション手法の一種です。
上記の図の通り、まずは結論ありきで、話を進めることが肝心です。それに対して面接官から、詳しく教えて下さいなどの質問があった場合に理由→具体例→まとめという手順で階層を落として話していきます。
やり取りの中で、さりげなく即戦力性やマネジメント能力、あるいはどんなポータブルスキルを持っているかなどをアピールしてください。
転職回数が多い、リストラされた、ブランクがある、フリーターや派遣の期間が長いなど、あまり触れられたくないことを、ズバッと質問してくるのが面接官です。必ず事前にどのように答えるかを考えておく必要がありますね。
そこで活用して欲しいのが、営業でも重要な応酬話法のひとつであるYes、But方式です。Yesはい確かにその通りですと相手の指摘を一旦受け止め、Butしかし、ただ○○××でといった自分の主張や思いを述べてください。
面接練習をしていると分かりますが、質問に対して的確に答えられない人が多いなあと感じます。面接官が言っている質問の趣旨をよく理解し、簡潔明瞭に答えるように気をつけてくださいね。
★面接での3つのポイント
1.まずは結論から述べる
2.即戦力であること、あるいは早く戦力になることをアピール
3.面接独特の型にあう話し方を
やりがちなNGとしては
✖起承転結で話が冗長
✖質問もされていないのに、自分から話したり、伝えたりする
✖過度な香水やタバコのにおいがきつい
以上となります。
まずは結論を述べて、面接官の質問を待ちましょう。そして詳しく教えて下さいなどと言われたら、理由を話しPREPの階層を落としていけばいいのです。