賢く転職サイトを選んで上手に転職!「転職サイト・エージェントに登録」
転職サイト・エージェントに登録する
前回は転職活動の流れを大まかにシュミレーションしましたが、今回からは具体的にどのように進めて行けば良いかを説明していきますね。
人材紹介会社に登録し、自分の『市場価値』を知る
若い方はともかく、ミドルの方が転職する際にまずやってみてほしいことは、人材紹介会社にアプローチすることです。紹介会社にも総合デパート型から、特定の職種に強い、あるいはミドルの求人を専門に扱っているなど様々な特徴があります。
紹介会社にいくと、現在までのキャリアの確認と今後の希望等を確認したのち、あなたにあった求人を紹介してくれます。またそれだけではなく、応募書類の添削や、書類の提出、面接日程の調整、内定後の年収の交渉などにも対応してくれるはずです。
ただし、紹介会社は当たり前ですが、良い人材を企業に紹介して紹介手数料をいただくことで成り立っていますので、基本的に紹介可能な人材しか扱いません。即ち転職市場で売れるキャリアがないと登録すらさせてもらえず、門前払いといったこともありえます。
当社ライフラインの場合は比較的幅広い人材のご紹介、即ち年齢や職種、スキル等もできるだけ広くご紹介できるように、スピードジョブズのような場所も設けておりますが、これはむしろ珍しいケースです。
http://lifeline-lg.com/wordpress/speedjobs
イオン御経塚ショッピングセンター内にオープンした、スピードジョブズ2号店
たとえここで登録できなかったとしても、転職活動をして行くうえで、もうひとつのメリットがあります。それは転職市場における自分の価値がそれほど高くないということを認識できるからです。このことがわかっているかいないかで、転職活動の心構えがずいぶん変わってきます。
どんな転職サイトがよいか?
リクナビNEXT、マイナビ転職などのサイトはよく知られていますので、皆さんもご存知の方が多いと思います。これらのサイトは求人数も多いので、若い方にはお薦めできます。しかし私のようなミドル世代にマッチする求人は、残念ながら非常に少ないのが現実です。
私が、ミドル世代の方に推奨するのは、日経キャリアNET、indeed、それからミドルの転職(エン・ジャパン)です。これらには、キャリアが豊富なミドル世代の求人が多く扱われています。
いずれにしても、紹介会社も転職サイトも複数に登録し、並行して活動していきたいものです。そのなかから自分にあった求人を探し出すのが、転職活動の成功のためのコツといえるでしょう。