なぜ転職活動に自己分析が必要なのでしょうか?
あなたの強みは何ですか?
転職活動では、履歴書や職務経歴書などの応募書類や面接で、自分の強みを企業に伝える必要があります。給与や待遇面だけで判断するのではなく、自分の強みを生かせる仕事内容という観点も加えることによって、転職した後に活躍できる可能性が高まります。
自分自身で自己理解をするには、まずは何よりもよく自分自身を棚卸し、本質をさらけ出し、見つめなおすことが必要です。そのためには徹底した自己分析が必要となります。就活でいえば、『企業が求める人物像』が偶然にもあなた自身とまったく同じであれば、あなたにとっても企業にとってもこれほど素晴らしい組み合わせはありません。しかし面接官は志望者の矛盾を見抜く鋭い目を持っています。それゆえ、しっかりと自己の内面を見つめて面接に臨むことが重要です。そうしないと、企業が求める人物像そっくりに自分を作り上げてしまった結果、面接官から鋭く深く質問されたときに、本当の自分がどのような人間であるかを証明できないという、悲劇が生じてしまいます。
自己分析をしっかりすることで次のようなメリットがあなた自身のものとなります。
①自分自身のことがよくわかる=人間性・特性
②選ぶべき職種・企業のことがよくわかる=企業と自分の適合性
自己分析をして、自分に対する正しい理解や認識が出来たら自己PRや志望動機に確信が持てるようになり、面接の最中に不意に質問されたことでも、自分らしいエピソードを効果的な場面で自信をもってアピールすることが出来ます。ここに、自己分析をしている人としていない人との差が歴然とするのです。
効果的な自己分析とは
①自分自身の過去を素直に正直に振り返ること
②自分のキャラクター、適性を素直に見つめること
③ありのままの自分の持てる能力を自覚すること
④自分のやりたいことを考えておくこと
⑤自分が決してやりたくないことも考えておくこと
⑥社会や周りに対する、ありのままの自分の価値を見つけること
⑦その結果、『自分に最適な仕事』を見つけるひとつの手段にすること
以上のような感じですが、これは比較的若い方、キャリアの少ない方のための自己分析になることを付け加えておきます。