【シリーズ社会人基礎力】第1回 前に踏み出す力 ①主体性
『社会人基礎力』とはなんでしょう。
経済産業省によれば、組織や地域社会の中で多様な人々とともに仕事を行って行く上必要な基礎能力となります。結論からいいますと
社会人基礎力は3つの能力と12の要素で構成されています。
【社会人基礎力】
■前に踏み出す力(アクション)
①主体性物事に進んで取り組む力
②働きかけ力
他人に働きかけ巻き込む力
③実行力
目標を設定し確実に実行する力
■考え抜く力(シンキング)
④課題発見力現状を分析し目的や課題を明らかにする力
⑤計画力
課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
⑥創造性
新しい価値を生み出す力
■チームで働く力(チームワーク)
⑦発進力
自分の意見をわかりやすく伝える力
⑧傾聴力
相手の意見を丁寧に聴く力
⑨柔軟性
意見の違いや立場の違いを理解する力
⑩情況把握力
自分と周囲の人々と物事との関係性を理解する力
⑪規律性
社会のルールや人との約束を守る力
⑫ストレスコントロール力
ストレスの発生源に対応する力
社会人基礎力を高めるために…。
社会人基礎力は特殊な能力ではなく、むしろ社会の一員たる社会人として生きていくために、当然のように求められます。しかし、これを学べば身に付くといった正解がないため、高めていくのが意外と難しいともいえます。
構えずに、まずはいまの自分の社会人基礎力を知ることから始めましょう!
前に踏み出す力(アクション)…一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力です。
今回は主体性です。
主体性とは、文字通り自ら『主体的』に動く事の出来る能力です。指示を待つのではなく、自らやるべき事を見つけて、積極的に取り組むことで、“前に踏み出す”という力の一翼を担うものです。
私は若い頃はあまりできていませんでした…苦笑。
【皆様への質問】
チームを組んで、一つのプロジェクトを動かしています。ところが、仕事の量が多く
このままではチームの手にあまる事態となりそうです。チームの一員として、あなた
なら、どうしたら良いと思いますか?
2021年06月26日 06:25