シリーズ 中高年の『幸せな転職』のために 第2回 一人で転職活動をしないこと
例えば勤務先の経営不振、事業の撤退あるいは早期退職への応募等もそれに当てはまりますね。
先日弊社にご相談に来られた方も、早期退職、ファンドの変更による担当業務の変更等があり転職を余儀なくされた方でした。
このように致し方ない理由や仕方なく転職等の場合には、誰にも相談できずに一人で悩んで、転職活動をするといったケースがあります。
このような場合は暗い気持ちを引きづったまま転職活動をするので、なかなか決まりにくいという側面もあります。
ではどうしたら良いのでしょうか?
まずは家族はもちろん、転職エージェントをはじめ、親しい友人・知人などに転職活動に対する自分の想いを話すことが大切です。
自分の考えや想いを話すことによって、他人が客観的な意見を返してくれたり、更に自分の考えがまとまったり、逆に辞めておこうかとか、ボジティブになったりとかもしますよね。
中高年になるとなかなか過去の自分の経験を話したがらない人も多いのですが、自分ひとりで考えてもなかなか良いアイデアや考えは出て来ませんし、本当の自分は見えないものです。また、自分の隠れた才能等も見えないのです。
すなわち他人との関係なしでは、本当に自分がやりたい事がなかなか見えてこないものなのです。
幸せな転職をしたいのであれば、エージェントも含めて多くの人に自分の経験や想いを話しつつ、転職活動を進めていくことが重要だと考えています。
2022年07月25日 18:37