1on1ミーティングの進め方|1on1面談研修ならライフライン|石川、富山、福井|
昨今、多くの企業で1on1ミーティング(面談)が実施されています。
ところが上手くいっていないケースも多いと聞いています。なぜでしょうか?
それは上記のような1on1ミーティングの全体を知らずに、一部を実施しているケースがほとんどです。
全体の建て付けを理解せずに、一部のみを実施しても思うような成果は得られないのです。
是非全体像を理解したうえで、しっかりとした面談を実施して下さいね。
まずは1on1ミーティングの目的から見ていきましょう。
上記の中でも、とくに関係性の構築が重要です。
これがないと、クライアント(被面談者=部下)は本音を話してくれませんので
モチベーション阻害要因も分かりませんし、ましてや成長の支援をすることもできません。
まずは、安心して本音を話せる関係性を築くことに全力を挙げて下さい。
次は実施前の準備です。
1回あたりの時間は30分~60分程度、原則として部下1名につき月1回以上を実施
直前にスケジュールをいれるのは避けてください。
また、頻繁にスケジュールを変更せずに、3ヶ月先くらいまでの予定を決めておくことが
望ましいですね。
次はいよいよ面談本番です。
プロセスで大切なことは、悩み・問題が打ち明けられたときに
コーチ(上司)が自らの経験をもとにして、自叙伝的に解決策をすぐに出さないことです。
ほとんどの場合、部下はどうしたら良いのか、またはどうすべきなのかを自分で考えていて
ただそれが正しいかどうか分からない、やれるかどうか不安なのが現状です。
ですので、上司はその意見を傾聴し、アドバイスや場合によっては背中をおしてあげることが必要となります。
まずはスポンサーシップ(部下の完全なる存在承認)を確立してください。
その上で、質問をして、部下が話したことに対して共感し、ありのままに受け入れることが重要です。
その際に相手の発言内容だけではなく、非言語的なサイン(態度・姿勢・声のトーン・呼吸…)も
読み取ることが大切です。
以上のように1on1の全体を理解して、部下が主役となってミーティングを進めることが出来れば
必ず良い結果が出るはずです。